偽物と知らずに販売。詐欺にあたるか

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偽物と知らずに商品を販売してしまった場合は詐欺にあたるのか

ネットオークションで買ったけれど、不要になったので再びネットオークションに品物を流すということはよくあります。
ネットオークションで販売するために仕入れをネットオークションで行っている方もいますね。
しかし、買ったものの中に偽物があり、偽物と知らずに売ってしまった場合、販売した人の責任はどれくらいでしょう?
詐欺にあたるのでしょうか?
落札者からクレームが来たらどのように対処すべきかも解説します。

詐欺被害に関するよくある質問:知らずに偽物を販売してしまった

質問:ネットで、偽物と知らずに偽チケットを売ってしまいました

東京都 Iさん 37歳

ネットオークションで購入したコンサートチケットを、ネットでさらに売りました(当日、行けなくなったので)。しかし落札者から後日クレームがあり、購入したチケットが偽物で入場できなかったとのことでした。
当日会場まで足を運んでしまったこともあって先方はかなりお怒りで、私が偽物と知らずに販売したと言っても聞いてくれません。
「詐欺罪で訴える、損害賠償も請求する」と言ってきました。
知らずに偽物を販売した場合も、詐欺になるのでしょうか。
また、もし私がそのコンサートに行っていたら私が被害に遭っていたと思うのですが(私も被害者)、それなのに返金義務は私にあるのでしょうか?何だか納得できないのですが。

詐欺には当たりませんが、返金義務はあります

詐欺罪にはあたらないが、民法上の不法行為にあたる

詐欺罪の構成要件に、「欺罔行為(ぎもうこうい」というものがあります。
最初から欺く意思があったかどうかということが問われます。
例えば、おいしい投資話を持ちかけてお金を集め、投資が失敗して結果的に損害を出してしまったとしても、計画がきちんとしており実際に投資が行われていたのであれば詐欺にはあたりません。
出資者は「詐欺だ!」と言うかもしれませんが…。偽物と知らずにオークションで販売した場合、誠意ある対応をすれば詐欺罪にはあたらないでしょう。
ただし、偽物を販売したことは事実で民法上の不法行為にあたるので、訴訟を起こされれば不利なことは確実です。

返金義務はある

個人間の取引が成立しているのは質問者様と落札者です。
落札者は質問者様に返金を求める権利があります。
それとは別で、質問者様が、チケットの元の出品者に返金を求めるべきです。
自分も被害者だという気持ちはわかりますが、それでは落札者が被害者になるのは構わないと言っているのと同じで、社会通念上も少々身勝手ではないでしょうか。
初手が悪いとさらに落札者の感情を害してしまい、被害届を出されてしまいます。

オークションサイトの規約には違反する

オークションサイトの出品ルールに、偽物の出品をしてはならないと書かれているはずです。
ヤフオクでは、真贋が不明であることを示唆した販売もしてはいけないことになっています。
ブランド品を販売する場合、それが本物かどうか確証が持てない場合(自分で公式サイトや店舗で買った場合を除く)は、そもそも売ってはいけないのです。
偽造チケットは非常に精巧にできていることが多く、真贋を確かめる方法がありません。
販売する側もリスクがあることを考えると、正規の販売ルート以外から入手したものはオークションで販売しないのが安全かと思います。

損害賠償はそこまで恐れなくてもいい

損害賠償請求をするためには、損害を具体的に証明する必要があります。
この場合、落札者が会場に実際に足を運んだために時間を無駄にさせてしまっていますから、損害があると言えばあります。
しかし、証明できる損害はおそらく交通費程度で、飲食にお金がかかったとか、「私の時給は1万円なので、2時間無駄にしたから2万円払え」とか言っても認められないでしょう。
もし支払うことになっても恐れる程の金額ではないはずです。

偽物に取り替える、落札側の詐欺にも注意

落札者が出品者をはめることもある

ブランドもののネットオークションでよくある手口ですが、本物を購入したにも関わらず、落札後に「偽物を買わされた」とクレームをつけ、返金させる手口があります。返品されてくる商品は偽物で、落札者は本物のブランド品をタダで手に入れるというわけです(実際は偽物ブランド品を用意するという投資をしていますが、それでも利益があるのでしょう)。
ネットオークションで販売する時は、チケットならバーコードの番号、ブランドものならシリアル番号などをあらかじめ控え、落札者の取り替え詐欺の対策も必要です。

返金に応じて誠意を見せましょう

詐欺罪にあたらずとも民法上の不法行為を働いてしまったのは事実です。
悪意がなくてもあなたのミスで被害者が出てしまったことに変わりありません。
ネットオークションで、そうと知らずに偽物を販売してしまった時は、返金・返品に応じるのが筋です。
あなたは別途購入もとに返金を求めて下さい。
相手が既にオークションを退会していて連絡がつかないという場合には、オークションサイトの損害賠償が受けられるはずですので、100%でなくてもある程度金額は戻ってきます。

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