ネットで売ったチケットが招いたトラブルの責任について

詐欺被害に特化した交渉力の強い法律事務所
詐欺被害に特化した交渉力の強い放置つ事務所
03-6276-2926
今すぐ無料相談

ネットで販売した商品が転売され、偽物だった場合の責任は誰にあるか

ファンクラブ向けに販売されるチケットには、転売禁止のルールが設けられていることがあります。
ネットオークションでファンクラブ向けのチケットが売りに出されていないか、イベント運営者がチェックしていることも。
買っても該当のバーコードナンバーが入場制限を受けており会場に入れなかったというケースもあります。
自分が売ったファンクラブチケットが転売されてこのようなトラブルが起きた場合、責任は最初に売った人か、転売した人か?

詐欺被害に関するよくある質問:ファンクラブチケットのトラブル

質問:チケットを売った相手がトラブルを起こしました。責任は誰に?

新潟県 Kさん 女性

以前、私が入会しているファンクラブの会員向けチケットを、行けなくなったのでヤフオクで販売しました(返品クレーム不可と書きました)。
その際、ファンクラブ規約に違反するので席番号やバーコードは伏せて出品しました。
落札するのも同じファンなら、このあたりの事情はわかっているものと思いました。
しかし、落札者はチケットの画像を撮影して、番号をすべて見せた状態で転売。
パトロールにひっかかったようで、このチケットは当日無効になったそうです。
最後の購入者よりクレームが入り返金に応じたので損害金が出た、そのぶんを私に払って欲しいと(私の落札者より)連絡がありました。
ファンクラブのチケットを流した私にまったく非がないとも思いませんが、私は直接関知していないところで起こったトラブルの責任を私が100%負うべきなのか、納得できません。

返金義務はないと考えます

当事者に対してのみ責任を追及できます

契約の問題が発生した場合は、当事者(あなたの商品の落札者と、最後に落札した人)の問題で、責任追究できるのは売買契約をした当事者間だけです。
最後の落札者は、チケットが利用できることを前提に購入していますから、利用できなければ返金を求めることができます。
これは、偽造チケットを販売した際、それが偽造だったと知らずに売った場合でも同じです。
購入者から返金を求められたら、応じる義務があります。
偽造チケットだった場合は、売った相手に返金した上で、今度は元の仕入れ先に返金を求めることができます。
しかし、今回のケースでは、あなたは無効となった(無効となる可能性のある)チケットを販売したわけではありませんから、最初の落札者が返金を求めたとしても応じる必要はないと思います。 まずは、返金義務はないと返事をしてみましょう
判断が難しいケースですが、まずは以上のことを伝えましょう。数十万円にも及ぶ高額で売買したのならともかく、常識的なコンサートの価格程度で手間もお金もかけて執拗に返金を求めることは考えにくいです。少額訴訟を起こすには5,000円から10,000円かかります。弁護士に依頼すると、相談するだけで相談料がかかる事務所もあります。割に合わなければ諦めてくれる可能性が高いです。相手の出方を見てください。その上で解決しそうもなければ、弁護士に依頼するのも良いでしょう。

チケット転売自体は違法ではない

チケット転売自体はダフ屋行為ではない

ダフ屋行為は自治体の条例で禁止されています。
ダフ屋行為とは、転売目的でチケットを購入すること、公衆の場でチケットを転売することを指します。
ネットオークションでのチケット転売は、無料チケットに高額な値をつける、同じ興行のチケットを大量に買い占めるなどの行為でなければ問題になりません。
金券ショップの業態も、公衆の場での転売ではないので違法ではありません。

オークションの規約は?「返品不可」の表示はどこまで有効?

例えば、ヤフーオークションの出品ガイドラインでは、興行チケットの転売自体は可能です。
出品できるのは代金の支払いが済んだチケットのみで、予約番号などの販売はできません。
代金の支払いが済んでいるがチケットが手元にない場合はその旨を記載して出品することとなっています。
ただし、「ノークレームノーリターン、返品不可」などの表記を入れれば何があっても返金義務がないかというと、そうではありません。
不当な取引の場合は返金義務があります。

ファンクラブの規約は守らなきゃいけない?

ジャニーズ事務所、ホリプロダクションを始め、多くの芸能事務所がファンクラブ会員にチケットの転売を禁止しています。
ネットオークションでチケットを転売する場合は、購入希望者だけでなく、芸能事務所(イベント運営会社)や他のファンクラブ会員も目を光らせています。
会員規約に違反した場合は、会員資格の剥奪などのペナルティを受けることになるでしょう。

行けなくなったチケットを安全に転売するには

過剰な利益を上乗せしたりしていなくても、ファンクラブの会員規約には違反しますので、転売にはご自身にリスクがあります。
落札した方がさらに転売して、今回のようなトラブルを招くこともあります。
行けなくなったファンクラブチケットを安全に売却するには、金券ショップか、チケットの譲渡専門サイトをご利用になるのが良いでしょう。
譲渡専門サイトは、行けなくなったチケットの救済サイトで、定価以下の販売のみ掲載できるシステムが多いです。
この場合、利益を出す為の転売ではないので、無効化のリスクも少ないと思います。

03-6276-2926
今すぐ無料相談
03-6276-2926
今すぐ無料相談

© 詐欺被害緊急ホットライン All Rights Reserved.