中古車のメーター戻しについて、返金を求められるか

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中古車を購入したが後々メーターが改ざんされていたことが発覚

中古車のメーター戻しは、古くからある詐欺の手法です。
昔はアナログメーターでしたので、改ざんすると痕跡が残ったのですが、今はデジタルメーターになったので改ざんは容易に、しかも痕跡も残らなくなってしまいました。
メーター戻しを専門とする業者もあります。
もし改ざんが発覚した場合は、契約解除を求めることはできますが、実際はメーターの改ざんを突き止めるのに時間も手間もかかります。
中古車のメーター改ざんについて解説します。

詐欺被害に関するよくある質問:中古車のメーター改ざんについて

質問:購入した中古車のメーターが改ざんされていたようです。返金してもらえますか?

埼玉県在住 Nさん 男性

知人から中古車を購入しました。
知人はオークションで入手したと言っていました。
そのオークションは業者専用で、免許がないと入会できないそうです。
しかし、乗り始めてすぐに不具合が多数発覚。
エアコンは壊れているし、ナビも壊れているし、知人に修理を頼んでも、そこまでは関知できないと断られてしまいました。
仕方なく、一年程乗った後に売ることにしましたが、中古車買い取り店に査定に出したところ、メーターに改ざんの跡があるとのことでした。
私が買った時は、走行距離3万キロでしたが、車両の状態、よくあるこういった手口からすると、おそらく10万キロはメーターが戻されているのではないかとのこと。
とてもショックを受けました。
メーターの裏に傷があり、これは改ざん間違い無しと言われました。
しかし、実際にどれだけ改ざんされたのかわからないことと、私が一年近く乗っていたため、どのように返金を求めたら良いのかわかりません。
全額請求できるのでしょうか。

売買契約を無効にすることはできます

売主の説明と異なる場合は契約自体を無効に

売主の説明と異なる内容の契約をした場合は、契約自体を無効にすることはできます。そのためには、メーターの改ざんを立証する必要があります。
メーターの改ざんについて説明を求めると、メーターが壊れていたために交換した、と言われる場合もありますが、そのような交換が行われた場合は定期点検記録簿に記録が残っているはずですので、購入時に記録簿を見せなければなりません。
記録簿があるのに隠されていた場合は、やはり売主の説明に不備か悪意があったと言わざるを得ません。

履歴不明の車両を購入するのはリスクがつきもの

定期点検記録簿は、部分的にしか残っていない場合、全てが何らかの理由で破棄されている場合もありますが、そういった車両を購入する時には、走行距離含め過去の情報がない車両を購入するというリスクを加味して検討する必要もあります。

メーター改ざんを立証できるのか

アナログメーターは改ざんは見つけやすい

メーターの改ざんを立証するのは、実際には非常に難しいかもしれません。
昔のアナログメーターの場合は、メーターの透明カバーを外して、針をぐるぐると回してメーターを戻していました。
簡単なものです。
メーターのクリアカバーを外す際に傷が付くと、メーターを戻したことがすぐにわかりましたので、戻したこと自体は発覚しやすかったです。
今回のケースはこれではないかと思います。

デジタルメーターは改ざん発覚はほぼ無理

最近はデジタルメーターになっていますので、メーターそのものを無理にこじ開けなくても、データだけいじることができるので、メーター戻しはもっと簡単になっています。
ヤフーオークションで「メーター 設定」で検索すると、車種別のメーターのROMチップを販売している業者が未だに多数あります。
これらはすべて、メーター戻しのために使われていると思われます(「趣味のオリジナルメーター作成にお使い下さい」「エンジン乗せ替えによる復元用」などと説明されていますが、犯罪にも使われてしまっています)。
デジタルメーターの改ざんの場合は、ほとんど見つけることは不可能です。

確実なのは前オーナーを辿ることですが…

今回のようにメーターの改ざんが疑わしいことがわかっても、実際にどれだけ巻き戻されたのかはわかりません。
具体的に調べるなら、前のオーナーを辿っていくしかないでしょう。
車検証、自賠責の保険証が残っていれば相手を特定できます。
ただし、ワンオーナーでなく複数のオーナーの手を渡って来た自動車であれば、辿っていくのは手間も時間も非常にかかりますし、最後まで辿るのは無理かもしれません。

中古車は信頼できるディーラーで買うのが一番です

中古車を買うということは、修理や事故の履歴、メーター記録が不明な車両を買うリスクが常にあるものと考えましょう。
そのリスクを避けるためには、事前のチェックが何より大切です。
修理保障はあるか、定期点検記録簿がきちんと残されているかなどです。
また、走行距離の考え方として知っておくといいのは、およそ多くの自動車オーナーは1年で1万キロ走るのが平均と言われていることです。
年式が新しくても多く走っている車、年式が古くてもあまり走っていない車があったとして、どちらか迷った場合、年式が古いのにあまりに走行距離が少ない車は、メーターがいじってある可能性も考えなければなりません。

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