情報商材とは、その名の通り、“情報”をメインとした商材のこと。
稼げるビジネスの掟や、すぐ痩せるダイエットの方法、異性にモテるメール術など様々なジャンルのものがあります。
この情報商材、もちろん有益なものもありますが、中には詐欺まがいのものも。
ここでは、怪しい情報商材に騙されないよう見分け方をお伝えします。
「誰でもすぐに稼げる」「月商100万円」「年収1億円」など魅惑的な言葉ばかり並んでいる情報商材は詐欺まがいであることが多いです。
普通に考えて「誰でも簡単に儲かる」ことなどあるはずがありません。
少し考えれば分かりそうですが、経済的に困窮していたり、事情があって働けなかったりする人は、わらをもつかむ気持ちで手を出してしまいます。高額の費用を出して購入した情報商材にもかかわらず、内容は大したことなく、その人の経済状態は変わらないまま……、ということも少なくありません。
当然のことながら「誰でも稼げる」「月収100万円」などの文句はキャッチコピー。必ずしも事実とは限りません。
「こんなメルマガ登録した記憶がない」……。それなのに、大量のメルマガが送られてくることがありますよね。このように、登録した覚えのないメルマガから情報商材を購入するのはやめましょう。
このようなメルマガは、「名簿屋」と呼ばれる個人情報の売り買いをしている人から情報(メールアドレス)を仕入れています。当然のことながら、本人の許可なく個人情報を売買するのは違法です。
違法行為をしている業者が、有益な情報を提供するはずがありません。
違法業者にさらなる利益を与えないためにも、身に覚えのないメルマガは絶対に開かないようにしましょう。
「今購入すれば80%引き」など“このタイミングで買わないと損をする!”という気持ちにさせられるキャッチコピーを掲載する情報商材は詐欺と思ってください。
というのも「今なら半額!」というのは、長期間、通常価格で売っていたという事実がなければ、二重価格表記となり景表法違反。景表法違反は2年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が科せられる立派な犯罪です。
犯罪者が販売する商材をあなたは買いたいと思いますか?
情報商材を販売する際、特定商取引法に基づいて、販売者の会社名、本名、住所、連絡方法、返品方法などの記載が義務付けられています。
これらの情報が記載されていなかったら、特定商取引法表示違反。いわゆる犯罪です。
このような商売の基礎知識もないのに、「すぐに稼げる」情報商材を売る輩が多数存在します。
その情報商材を購入すべきか迷ったときは、インターネットで口コミやレビューなどを調べてみましょう。「詐欺まがい」「絶対買わない方がいい」といった口コミやレビューを見かけたら、即座にやめましょう。
最近は、販売者側も口コミの威力を知っていますので、「とっても良い商品です」「人生が変わりました」「超おすすめ!」など自作自演の口コミやアフィリエイトのブログ記事をたくさんつくっていることがあります。それなので、逆に不自然に褒めてばかりの口コミも詐欺を疑った方がいいです。
「○○株式会社」が販売している、と書いてある場合、その会社が実在しているか調べましょう。今の時代、どの会社もコーポレートサイトを持っています。コーポレートサイトがない、またはあるけれども作りが非常に粗かったり、簡素だったりする場合は、詐欺を疑った方がいいです。
怪しい情報商材の特徴は分かりましたか?
情報商材は決して、すべてが詐欺なわけではありません。
中には読者のことを思って、本当に貴重な情報を公開しているものもあります。
しかし大半は詐欺まがいの商品であることも事実です。
無益な商品を買わされないためにも、情報商材を購入する際は、事前にしっかりと情報収集しましょう。
転換社債詐欺の対処法は?返金のための相談窓口や見分け方を解説
転換社債詐欺は手口が巧妙で、見分け方が難しい詐欺手口のひとつです。 実際の事例をよく確認して見分け方を覚えるとともに、実際に被害に遭った場合の対処法を知っておくことも重要となります。 相談窓口や返金のための方法も併せてご…
[…続きを読む]
近年テレビでも取り上げられることが増えた仮想通貨は、かなり身近なものになりましたが、関連している詐欺も横行しています。 具体的にどのような手口の詐欺があるのかを知っておくと、自分がだまされそうになった時に気づくことができ…
[…続きを読む]
原野商法詐欺への対処法は?返金方法や手口・事例もまとめてご紹介
最近になって「原野商法詐欺」による被害が増えてきており、騙されないための対処法を知っておくことが急がれます。 原野取引の返金は難しいとされているため、実際の手口や事例を確認して、悪質な業者の見分け方を知っておきましょう。…
[…続きを読む]